「愛の讃歌」といえば、「シャンソン」の代名詞とも言われる曲。
当然、アルルでシャンソンクラスを開いた最初の課題曲。
改めて課題曲として取り上げてほしいとリクエスト。
2/23から、再び取り上げることにした。
日本では、岩谷時子さんの歌詞が有名だけれど、
岩谷さんの歌詞は、1952年9月、越路吹雪さんが急遽、二葉あき子さんの代役で日劇に出演すると決まったとき
切羽詰まって書かれた詞である。
そのときの音楽監督は、前年、パリに留学していた黛敏郎氏。彼が留学時、大いに耳にしたエディット・ピアフの「愛の讃歌」が
越路吹雪さんの目玉曲に選ばれた。日劇の本番まで、あとほんの数日。
原詩の意味とメロディーを黛敏郎氏が教え、岩谷時子さんがその場で詞を書き、越路さんの代名詞とも言われる歌が生まれた。
<岩元ガン子のシャンソン&カンツーネ話>