もともと一部のチェロ生徒有志が始めた、バッハの『無伴奏チェロ組曲』を弾く会で、今年で13回目になります。最初は同じ門下やアンサンブル発表会などでご一緒したことのある仲の良い数名が参加していましたが、徐々に広まり今年は20名弱が弾き、聴衆も含めると30名以上が集まりました。
参加楽器もチェロが中心ではありますが、毎年参加してくださるバイオリンの生徒さんや管楽器の方達もいらっしゃいます。一度参加すると、この和気あいあいの雰囲気を気に入ったり、それとやはり人の演奏を聴くってとても勉強になるので日程の都合さえ合えばリピートする方が大半です。
条件は、バッハの曲を無伴奏で弾くこと。楽器不問ですが鍵盤楽器はありません。過去には小型のチェンバロ持ち込んだ方やサウルハープ持参する方もいました。
バイオリンは無伴奏パルティータを選曲することも多いです。あとは無伴奏チェロ組曲をそれぞれの楽器で奏でます。
『無伴奏チェロ組曲』は、ボーイングもフレージング、アーティキュレーション、フィンガリングも十人十色で、ナルホド~! えーーーーーー!そこそう弾くの? など自分にとっての新しい発見や驚き、感心の連続です。
そもそも生徒同士のイベントなので完全自己流で弾く人も、レッスンで先生にみっちり見ていただき仕上げてくる人もいて、スタンスというか参加スタイルも自由。ピッチを4度下げて編曲しちゃう人も。
アンサンブル参加もあり(無伴奏じゃないけど 汗、、、)
ゆるい会なので、自分の番が終わった順に(休憩中に)お酒を飲んだりしながら聴き合います。
ここ近年は最後にアルル講師の岡田裕人先生が何曲か弾いてくださいます。
今年は4番を弾いてくださいました。
生徒さんの熱演も素晴らしいですが、最後はやはり先生の美しい調べで、、、、