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何故、声が老ける?

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原因はもちろん一つではありませんが、

年をとるから、声が老けるわけでは無いです。

年を取ると、首が少しづつ、潰れて行きます。

首がだんだん短くなって行きます。

あたまが少しせり出して気道も狭くなります。

声帯の周りが潰れて狭くなり声も潰れて聞こえます。

 

だから、年をとっても、首がスッと伸びていれば、かなり若々しい声が

保てます。

ちょっと試しにやってみましょう。

先ずは お爺さん、お婆さんの声のモノマネをやってみましょう。

セリフは、

「こんにちは、今日は良いお天気ですね。」

声色を真似て ********** うですか、

首を無意識に短くしてるでしょう?

更には少し猫背でお腹も緩んでいませんか?

次に、20歳の若者の声のモノマネをやってみましょう。

セリフは同じ、

「今日は良いお天気ですネ。」

若々しい声が出せましたか? ********** 首が伸びていることに気が付きましたか?

そして、背中がちょっと伸びて、おなかもちょっと凹んだことでしょう。

どうでしょうか?

おわかりいただけたように、首が詰まると、声が詰まる。

首が詰まると、声が老ける、割れる事も有ります。

そして、首が伸びると、声が若くなり、音程も高くなります。

首を伸ばすといっても腹筋、背筋も使いますからね。

首だけを伸ばしてはだめですよ。 首に力が入って逆効果です。

お腹と背中を引き上げて首をスーっと首を伸ばして、若々しい声と姿勢で歌いたいですね。

 

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